2014年08月24日

モップの精は深夜に現れる(近藤史恵) 感想

近藤史恵氏の作品の中でも好きなシリーズである、清掃員キリコ探偵。
深夜や早朝のオフィスには、家族仲に悩む中年オヤジや失恋したモデルなど、様々な人間模様を抱えた居る。
そんな彼らと邂逅し、よき相談役となるのが主人公のケバケバカリスマ清掃員キリコ。
その相談は時として、予想だにしなかった深層までを暴くことになる。
日常の謎の雰囲気を纏ったゆるめかつ精緻な人間心理を楽しめる作品です。


一作目の「天使はモップを持って」からかなり間が空いてしまいましたが、今回読むことができました。
やはりキリコの、時に鋭く時に可愛げのあるキャラが魅力的で、スイスイと読んでいけます。
終始、オフィスを舞台にしたコージーミステリに徹するかと思いきや、最後はキリコ自身とその夫との心温まるストーリーまで用意されていて驚きましたね。
とにかく読み易さに関しては保障できる作品ですので、ちょっと電車で手持無沙汰、という方は古本屋でこのシリーズを探し、読んでみることをオススメします。
大きな事件・謎というものはないので、純本格派の方向けではないですが。

評価:★★★★★★★★☆☆

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posted by ナノ at 01:47 | Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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